Q1 質問1
設計事務所はど
のようなことを
するのですか?
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A1
回答1
設計事務所とは、法的に言えば建物の設計、工事監
理、建築工事契約に関する事務などを行うようなと
ころです。
具体的には、
1.設計以前の作業を行う
相談や現地、周辺の調査などです。
2.設計図書(図面)を作成、確認する
図面やスケッチ、場合によっては模型やCGに
より仕上がりをチェックします。
3.設計図書を施工者に説明する
4.「見積書」のチェックをする
工事価格だけではなく、その工事業者の技術や
能力も選ばさせていただきます。
5.諸データなどを整理し、建主に助言・進言する
6.契約に立会い、署名捺印する
7.確認申請などの手続きをする
8.各工事の施工を監理する
9.各工事の適切な検査を行う
10.工事費支払いの審査をする
11.完成検査を行う
等です。
当事務所では、建物の設計だけではなく、建物のリ
フォームや駐車場の整備、田から宅地への造成計画
も行っています。また、お施主さんの始めたい事業
や提案をお聞きし、建物だけでなく、トータル的に
提案助言等のお手伝いをさせていただきます。
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Q2
質問2
設計監理とはど
のようなことを
するのですか?
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A2
回答2
建物が図面通りに行われているかどうかを現場でチ
ェックしていきます。また、工事全体の調整等を行
います。
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Q3 質問3
設計監理費用は
どれくらいかか
るのですか?
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A3
回答3
木造の建物の場合は工事費のおおよそ10%を目安
に考えています。
鉄筋コンクリート造や鉄骨造の場合はおよそ11%
として考えています。
ただし、状況や条件によって相談しながら決めてい
きます。
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Q4
質問4
どのようなこと
に設計監理費用
がかかるのです
か?
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A4
回答4
設計監理費用には、現地調査やデザイン料、諸申請
書類作成費用、現場監理費用等が含まれます(申請
手数料は別です)。
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Q5
質問5
設計監理費用は
いつ払えばよい
のですか? |
A5
回答5
設計監理を契約したときと、実施設計が終了したと
き、工事が完成したとき、とに分けて払ってもらっ
ています。
はじめの簡単な相談等は、費用はいただいていませ
ん。ある程度の方針が決まって工事を行うことにな
った段階で、契約を行います。
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Q6 質問6
工事費とは別に
設計監理費用が
かかるのです
か?
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A6
回答6
かかることになります。
設計費用は、住宅づくりでは無駄だと考える人がま
だまだ多いかもしれません。
けれども、公共施設づくりでは必ず設計監理業務を
必要とされます。それは、工事をまとめ、最終的な
建物完成に向かってリーダーシップをとる者が必要
なためです。各工事業者が各々の業務を行うだけで
は、全体工事をまとめることがなかなか難しいため
です。
では、住宅づくりではどうでしょうか?建主さんが
大工さんに直接頼んで工事を行うほうが安いかもし
れません。けれども、大工さん又はお施主さんが現
場チェックや工事調整を行わないとならない場合が
多いです。また、住宅メーカーでは設計料がかから
ないかもしれません。けれども、総工事費の中では
設計に対する時間も費用もかかっているはずです。
そのように、大工さん、住宅メーカー、設計事務所、
それぞれの利点があります。
そこで、設計費用をいただく、という設計事務所の
利点は
・設計業務に重点を置くことができる
・工事額や工事業者を調整できる
・関連工事の調整をできる
・工事現場のチェックをする
・工事後の定期検査を行う
というようなことです。
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